人が煮えた猛暑に、仏は汗を垂らしたか


 そして、蟷螂はあだをもたげた











(20011/09/08/thu @jindaiji)



 焚焼のまたたき
三度みたび唱えるのだったか?
あんまりに落ちてくるものだから、いつのまにか天に挽かれ、虫と草の吟から夜離れるしかなかった。願事やぼの繰り返しは、やがて心中にうなった。
昨夜は星がよく降った。