ああ、ヴィクター、偽りがこうももっともらしく見えてしまうのだったら、自分の幸福のたしかさを信じられる人などいるかしら?(フランケンシュタイン)



いよいよ今週末に大橋可也&ダンサーズ MOV横浜「BLEACHED」です。
http://dancehardcore.com/archives/000433.shtml
中華街でブタマンをやっつけるマンになるシュワッチ。



これから渋谷から歩いてくるのかよ……真夜中の山手通り……青梅街道……たまき君のケータイが鳴る……「どうも黒川さんシミマセン遅くにシミマセンが……まさにゴドーですよ、歩けど歩けど着かないんです……ゴドーを待ちながらゴドーです、ゴドー、ゴドー」と連呼される要領を得ないTELに頭痛でないなにかが我がこめかみを抜いた2月下旬の某日、ようやく到着したのは四時過ぎだったんじゃないか……ウチに上がるやいなや缶入りアルコールをかっくらって一時間後、写真はおれとタマキ君に見守られながらのゴドーの姿態である。横浜のゴドー、スケールは大きいけれど態度のでかさはそれを上まわるのに何処いってもゴドーゴドーゴドー!と人を惹きつけて止まないそのワケを知りたいところ。



アラザル2の原稿に地獄とか悪魔とか嘘とか偽りとか「……に指を差し込むと湿っていたので”恥ずかしがってんじゃねーよ”と鷲づかみにした黒髪を鏡に押し付けながら耳たぶを噛むと……」とか「うるせーブス。黙ってヒロげろ」とか「どこからが涎でどこからが汗でどこからが声なのかわからなくなってる二人をベッド際から見おろしながらアタシは……」みたいなことをアラザル2に書いてたダーティ&フェイキーが同じ時期に幸福や永遠や天使や約束や純愛や純真や信頼や至上や到達などハーピー&ホワイティを……こんなにモリモリにさせていいものかというアンニュイは倫理だけでなく精神のコンディションの……一週間マジしんどかった。
あんとき話を聞いてもらって浮かんだアイデアがこんな形になりました、たまき君。三枚組みはまたどっかで是非やりたい。



やべー……なかなかじゃないのこれ……プレゼントしちゃうけど……



むっちゃ幸せそうな顔しやがってこの野郎……
二次会のオーラスでディープキスしただけじゃ飽き足りず肩に齧りついたことは一生言い続けてやる!
なにが「スイッチ入れてよだ」!このっ!



二次会のお客様のひとりひとりに羽を挿してもらったらこんなに厚みができました。
喜んでもらえてよかった。
戒めないとヤマッ気が盛り上がりそうになる。



チェンジリング見ました。
いろいろ思うところあるのでそのうちに何か書くか……別の何かになるか……
「出演しないイーストウッドの潔さあっぱれ!」とはその通りだと思ったよ。
「今を愛すの」とあなたはいう。
リハビリだなんて、ああ、まるでヒバリのようじゃないか!
こういう楽しいのって久々だとふわふわしながら千の鳥足で帰って寝て起きたらテーブルのうえに喰いかけの「すき屋の角煮どんぶり」があった。
覚えがない。
……あいつか。
きょろきょろゴドーを探る。